関西電力グループで総合設備工事会社のきんでんは、愛知県で開催された第63回技能五輪全国大会に社員が出場し、電工職種と情報ネットワーク施工職種で金賞を受賞したと発表した。同賞の受賞により、中国・上海で2026年に開催予定の「第48回技能五輪国際大会」への出場権を獲得した。全社を挙げて国際大会で世界一の栄冠を勝ち取ることを目指す。 

　同大会は、若年層の技能の向上を図ることを目的に開催。今年は、愛知県国際展示場（愛知県常滑市）で開いた。開催期間は17日から20日まで。電工職種で金賞を受賞したのは、安立龍矢氏（大阪府）。情報ネットワーク施工職種では、床枝航太氏（京都府）が金賞を獲得した。 

　きんでんとしては、電工職種では2大会連続23回目、情報ネットワーク施工職種では7大会ぶり７回目の金賞受賞となる。選手が両職種同時に金賞を受賞したのは、第55回大会ぶりの3回目となった。 

同大会には、電工職種で8人、情報ネットワーク施工職種で3人が出場した。金賞以外では、電工職種で銀賞に2人、銅賞に2人、敢闘賞に2人が入賞。情報ネットワーク施工職種では、敢闘賞に2人が入賞した。