シャープは、独自の送風設計で高い速乾性能を実現したディンプルフロードライヤー「IB-P300」（税込み9000円前後想定）を10月23日から発売する。

　同社は、プラズマクラスターイオンによる美髪効果が特長の「Plasmacluster Beauty」シリーズを販売し、ドライヤーハイエンドゾーンでの存在感を強めている。

　今回、新たに1万円を切るボリュームゾーンに、大風量による速乾性をはじめ、断線に配慮した安心設計やマイナスイオン搭載などで差別化を図った新製品を投入。ヘアードライヤー市場全体でのシェア拡大を目指す。

　新製品は、新開発の「速乾ディンプルノズル」を採用した送風技術「ディンプルフロー」を搭載。
吹出口先端の内側に、ゴルフボールの表面にあるようなディンプル（くぼみ）を施すことで空気の抵抗を抑え、高速の風を効率よく送り出す。

　高速の風を生み出すファンは、水平飛行で鳥類最速のアマツバメから着想を得た、同社独自の生物模倣技術「ネイチャーテクノロジー」を活用した「アマツバメファン」を採用している。これらにより、本体がコンパクトながら、大風量4.8㎥/分を実現した。

　また、コードをまもる「二重被覆コード」と「コードプロテクター」を採用し、電源コードの耐久性を高める安心設計を取り入れた。

　日常の使用を想定したハンドルの折り曲げ試験を実施しているほか、使用時に負荷がかかりやすいコード部分も上位モデル同等の10万回以上の屈曲試験をクリアしている。

　髪の静電気を抑えキューティクルを保護するマイナスイオンも搭載。紫外線ダメージからも髪を保護する。高風圧を送り届けるディンプルフローと合わせ、まとまりの良い自然なさらさら髪へと導く。

　このほか、軽量（約485g）かつハンドル部分は折り畳みが可能で省スペースに収納でき、持ち運びが容易なため旅行、ビジネスなどのシーンにも重宝する。