2025.10.29 全日本ロボット相撲大会、九州地区予選開催
高校生の部3kgクラス決勝 自立型
ロボットを通してモノづくりの楽しさを学んでもらおうと開催されている「全日本ロボット相撲大会 2025」(富士ソフト主催)と、「高校生ロボット相撲大会 2025」(全国工業高等学校長協会主催)の九州地区予選会が、福岡市東区の福岡工業大学FITアリーナで同時開催された。合わせて 237台が参加し、全国への出場権をかけて熱戦を繰り広げた。
全日本ロボット相撲大会は幅広い参加者の全日本の部と、高校生のみの高校生の部に分かれ、ロボットは自立型とラジコン型の2部門にそれぞれ500gと3kgのクラスがある。3kgのクラスを高校生ロボット相撲大会の九州地区予選会として実施する。
高校生ロボット相撲大会の全国大会は11月22日に福島県郡山市のビッグパレットふくしまで、全日本ロボット相撲大会の決勝大会は12月6、7日に東京・両国国技館で行われる。
高校生ロボット相撲大会で全国へ出場するのは、高校生の部3kgクラスの上位9チームで、自立型は優勝・準優勝とも大分県立日出総合高校。3位は大分県立津久見高校となった。ラジコン型は優勝が津久見高校、準優勝が大分県立大分工業高校、3位が大分県立佐伯豊南高校と、大分勢が上位を占めた。
全日本ロボット相撲大会の全国大会へは、高校生の部500gクラスの各部門上位3チームで、自立型は優勝と準優勝が福岡工業大学附属城東高校、3位が沖縄県立南部工業高校だった。ラジコン型も優勝は福工大付属城東高校で、準優勝が沖縄県立浦添工業高校、3位が日出総合高校。
全日本ロボット相撲大会全日本の部では、両クラスの自立型とラジコン型各8チームが全国大会に出場する。高校生の参加も可能なため、同士討ちを避けて一般の部に出場する高校もあり、高校の部での強豪校の入賞も目立った。








