2025.12.12 パナソニックグループ、来年のCES展示は「B2B」前面に AIインフラ向けソリューションなど紹介
パナソニックグループは12日、2026年1月に米ラスベガスで開かれる世界最大級のテクノロジー見本市「CES」で出展する内容を発表した。B2B(企業向け)ソリューションを中心に最新の成果を展示。特にAI(人工知能)インフラ向けでは、消費電力量が多いデータセンターでのエネルギー消費を抑えながら高い信頼性を実現するソリューションを紹介。ペロブスカイト太陽電池なども展示する。
同社はCESが開催された初回から出展しており、今回で60回目。「The Future We Make」をテーマ。ブースは「B2Bソリューションエリア」「AIインフラ向けソリューションエリア」「GXソリューションエリア」という3つで構成。広さは1412㎡。
AIインフラ向けでは、安全設計や高出力のデータセンター向け蓄電システム、小型で大容量・高信頼性・超低ESR(等価直列抵抗)に対応したコンデンサー、多層基板材料、冷却水循環ポンプなどを紹介する。
GX(グリーントランスフォーメーション)関連では、ガラス一体型構造で自由なデザイン性と高耐久性を両立したペロブスカイト太陽電池に加えて、サーキュラーエコノミーに対応した自動家電分解システムを展示。B2Bエリアでは、女性特有の生理周期に連動する低温期・高温期の変化と睡眠状態を計測する体調ナビゲーションサービスを披露する。
また、物流やサービス業など非製造業の現場を支援するAI活用のB2Bソリューションの事例も紹介する。








