2025.12.19 きんでん、技能者が施工技能を競う「第9回技能競技会」開催 金賞は神戸支店
懸命に取り組む出場選手を見守る上坂社長(右から2人目)
きんでんは、4、5日の2日間、きんでん学園(兵庫県西宮市)で一般工事(電気部門)に所属する技能者が施工技能を競う「第9回技能競技会」を開催した。全国の支店(社)から選出された一般工事(電気部門)に所属する若手、15組30人が出場。金賞は神戸支店の勝岡滉太氏、畑樹生氏が獲得した。
同競技会は安全・品質の確保、技術・技能の向上を図るとともに、若手技能者間の情報共有と交流を目的に開催している。競技は原則年齢28歳までの技能者と、経験年数3年目までの技能者の2人1組で行われた。
開会式では技術本部長の吉増憲二経営執行役員常務があいさつし、競技の目的に触れつつ「日々の業務の経験に自信と誇りを持ち、日頃の現場と同様に、段取りをよく考え、焦らず、慌てず、チームワークよく、悔いを残すことのないように競技に臨んでもらいたい」と激励した。
競技課題は機械室の電気設備工事をテーマとし、作業標準時間は8時間30分、競技終了となる制限時間は10時間(1日目=4時間、2日目=6時間)に設定。施工効率も評価に反映するため、標準時間の超過後は10分ごとに減点した。
競技会中には、土井義宏会長や上坂隆勇社長をはじめ、2日間で延べ約180人の関係者が会場を訪れて出場選手を激励。選手たちは息の合った連携を見せながら、現場第一線で培った技術・技能を発揮した。
また、動画共有サイトを活用し、全国の事業所や出場選手の家族へライブ配信を実施。選手が懸命に作業に取り組む姿や選手へのインタビューなどを、競技内容の解説を交えながら公開。競技終了後の採点を経て同日に開催された表彰式では、入賞者が発表され、出場選手たちが互いの健闘を称え合った。
銀賞は、京都支店の清水龍馬氏と奥村颯氏が受賞。銅賞は、姫路支店の中地亮成氏と和田暁輝氏が選出された。敢闘賞は、大阪支社の林加寿哉氏と黒田匡佑氏、滋賀支店の井上航氏と亀田隆太氏が選ばれた。







