2025.12.24 三菱電機、FA施設で高校生向けツアー 機械の役割を伝授
流れた動画を真剣に見つめる生徒たち
三菱電機は19日、東日本FAソリューションセンター(東京都台東区)にFC今治高校(愛媛県今治市)の生徒を招き、学生ツアーを開催し、7人の生徒が参加した。2023年に始まった同社とFC今治の連携の一環で、日本の高校生向けにツアーを開くのは初めての試み。
学生に向けて、FA(ファクトリーオートメーション)とは何かという説明や同社の製品の紹介などが行われた。実際に製品が使われている工場の動画や、もしも機械が休んだらという内容で同社が作成した「機械の休日」のムービーを再生し、生徒たちの関心を集めた。
一連の説明の後、生徒たちから「シーケンサーを一台作るのにどれぐらい時間や費用が掛かるのか」や「機械は工場を全て自動化させることができるのか」といった質問が飛び交った。生徒たちはその後、ショールームを見学し、実際に機械がどのように動いているかについて説明を受けた。
参加した桂田聖さん(17)は、「自分は文系志望だが機械を見るのが好きで参加した。『機械の休日』の動画を見て機械がない工場の様子を知った後に、ショールームを見学できたことで、自分ごととして機械の凄さを実感することができた」と感想を話した。










