2025.11.17 【IIFES特集】三菱電機 先進技術で製造業に新たな価値をもたらす
三菱電機は、「Automating the World ~製造業に新たな価値をもたらす、三菱電機の先進技術~」をテーマに出展する。
実機の展示では、FA統合コントローラである「MELSEC MXコントローラ」、7月から海外で先行発売をしている表示器「GOT3000」、汎用インバータ「FREQROL-D800」などが初登場する。
1台で、高速・高精度な多軸モーション制御を実現するMELSEC MXコントローラは、シーケンス、モーション、ネットワークという三つの制御を一体化させたことが特徴。データの可視性や接続性を向上する「OPC UAサーバ」や「CC-Link IE TSNネットワーク」も搭載。サイバーセキュリティーへの対応やノーコードプログラミング機能も強化し、製造DXを支援する。さまざまな分野で高まる多軸制御のニーズにも対応し、1.2㎳(ミリ秒)/128軸の高速制御、最大256軸の多軸制御が行えるようにした。
さらに、六つのゾーンも見どころ。中でも「設計・立上げゾーン」では、機器・装置・ラインシミュレーションによる設計の効率化に焦点を当て、需要変動への素早い対応や労働力不足対策に貢献する最適なソリューションを紹介。「製造ゾーン」では、設備データの可視化やデータ収集の範囲拡大など、顧客のシステム規模に合わせて柔軟に支援するソリューションを提案する。
「運用・保守ゾーン」では、AI(人工知能)・IoTによる運用・保守の効率化や設備異常時の遠隔による早期原因究明、労働力不足対策を支援する取り組みを紹介する。
「未来技術ゾーン」では、電気の力で食品製造での環境負荷低減や付加価値向上に貢献するパルス電界処理技術などを披露する。「カーボンニュートラルゾーン」では、運用データを活用したカーボンフットプリント対応など、カーボンニュートラルの実現に向けたソリューションを展示。「パートナーゾーン」では、設計から製造・保守に至るものづくりライフサイクルを支援するパートナー企業との連携ソリューションを提案する。









