2025.12.26 キヤノンITS、生成AI対応Webアプリ基盤を強化 業務効率化を後押し
キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は24日、生成AI(人工知能)がデータに基づいて業務に必要な内容を判断し、業務遂行を支援するインテリジェントアプリケーションの開発に対応したローコード開発プラットフォーム「WebPerformer(ウェブパフォーマ)」の新バージョンの提供を始めた。生成AIを業務プロセスに組み込むことで、企業の業務効率化と高度化を後押しする。

人材不足を背景に、企業では業務効率化の手段として生成AIの活用が急速に広がっている。今後は、生成AIを業務アプリケーションと連携させ、業務プロセスに組み込むことで、システム利用者の業務負担を軽減し、生産性向上につなげる取り組みが本格化するとみられる。
インテリジェントアプリケーションは、生成AIが業務遂行を支援する仕組みを備えたアプリケーション。WebPerformerで開発されたWebアプリケーションは、ユーザーが利用するAIサービスと、標準関数やカスタム関数を通じて連携する。これにより、社内データを基に生成AIが分析・判断し、自動化を通じて業務効率化を支援するアプリケーションの開発を可能にする。
システム利用者は、日常業務でAIの支援を受けながら作業の効率化や省力化を図るとともに、意思決定の精度向上が期待できる。一方、システム開発者にとっても、従来より少ない工数で高度なインテリジェントアプリケーションを開発でき、付加価値の高いシステム提供につながるとしている。







