2026.01.14 メルセデスグループ、25年販売実績は10%減、BEVの低迷が響く

BEVの落ち込みも高性能車AMGの販売は堅調

 メルセデス・ベンツグループの乗用車と商用バンを合わせた世界の2025年の販売台数は、前年比10%減の216万台となった。内訳は、乗用車部門が9%減の180万台。このうち電池駆動車(BEV)は同9%減の16万8800台で、プラグインハイブリッド車(PHEV)が同9%増の36万8600台。充電装置の未整備への不安感や長距離移動での便利性などが評価され、PHEVへの人気は依然高い。

 乗用車部門の25年販売実績をみると、同9%減の180万台。乗用車のうちBEVは同9%減の16万8800台で、PHEVが同9%増の36万8600台。パフォーマンスモデルと呼ばれる「高級車AMG」は年間で14万5000台の販売台数となり同7%の伸び。高級感とスポーツ性能の両立がユーザーの関心を集めたという。

 商用バン部門は、同11%減の36万台という販売実績。電動バンは数字を公表していないが、伸び率は同46%。 販売台数は2万8500台との説もある。同社は、欧州で知名度が行き届いていることが大きいとしている。

 一方で、昨年の第4四半期には、販売状況が改善に向け動き出した。10~12月期のBEV販売台数は前年同期比で3%増となり、7~9月期比では18%増。増加の要因について同社は、BEVの新型CLAへの人気と分析している。25年第4四半期のCLAの販売台数は5万400台。23年の第4四半期に5万台を超えて以来、初の5万台超えになった。25年のPHEVの9%増は、減少したBEVの9%減を相殺した形になった。

 25年について同社は、特にAMG含むパフォーマンスモデルや高級SUVモデル、電動バンの躍進が目立った年だったと振り返る。