2026.01.21 シチズンファインデバイス、河口湖事業所新棟が竣工 持続可能なモノづくりを推進
河口湖事業所新棟の外観
シチズングループのシチズンファインデバイス(山梨県富士河口湖町)は、河口湖事業所新棟(同町)を竣工(しゅんこう)させた。新棟では自動車部品や時計部品製造を行い、環境・安全・効率性を追求した持続可能な生産活動を展開する。2026年9月以降の本格稼働を予定する。
完成した新棟は、「環境にやさしく、安全に配慮したものづくり」をコンセプトに、24年4月から河口湖事業所内で建設を進めてきたもので、工場規模は、建設面積2100㎡、延床面積7230㎡(製造フロア4334㎡、間接フロア996㎡、その他1900㎡)。1月16日に竣工式を実施した。
新棟では、同社の主力事業である自動車部品の表面処理工程を集約させることで、生産効率の向上を図るとともに、作業者への負担が大きかった工程の自動化を推進。安全性設備の導入や低リスク加工技術への転換により、有害物質との接触リスク低減や作業環境の改善に取り組むなど、安全性の高い工程づくりを実現した。
さらに、自然豊かな富士北麓地域において、持続可能な成長を続けるため、環境負荷物質の代替や環境対応型加工技術の導入を推進し、27年度までに該当工程における環境負荷物質(PRTR該当物質)の使用量を35%削減することを目標としている。また、省エネ機器や太陽光発電設備を導入し、年間約94MWhの発電量を見込むほか、年間約38tのCO₂排出量削減を見込んでいる。
新棟には、グループ会社のシチズン時計マニュファクチャリングの表面処理工程や事務所も含まれている。
シチズンファインデバイスはシチズングループのデバイスメーカーで、自動車用を中心とした精密切削加工部品、水晶振動子および関連部品、セラミックス部品、強誘電性液晶マイクロディスプレーなどの製造販売を行う。











