2026.02.05 パワーウェーブ、シリーズAで9億円以上調達 走行中給電ワイヤレス給電の増加へ
走行中給電を可能にする広範囲ワイヤレス給電技術を開発するパワーウェーブ(愛知県豊橋市)は、複数のベンチャーキャピタルを引受先とした第三者割当増資によるシリーズAラウンドで、総額9億1000万円を資金調達した。製造や物流現場を中心とする無人搬送車(AGV)や自律移動ロボット(AMR)などの電動モビリティー向けに、走行中給電を可能にする広範囲ワイヤレス給電の製品開発や量産、グローバル市場の本格展開、実証や導入展開の強化に充当させる。
工場や物流現場でAGVやAMRなどの自動化が進展している一方、安定的で自動化された給電手段へのニーズが高まっている。同社は導入が進んでいる電動モビリティーやロボットに対して、シームレスな自動給電ニーズに対応するために、商業用途に向けた製品開発や量産準備をマイクロモビリティーやロボット、電気自動車分野などに応用し、ニーズの深掘りを行い事業機会の拡大をする予定だ。
同社は、走行中でも給電が可能な広範囲ワイヤレス給電システムを開発している。高周波電界の力を活用し、大電力を非接触で伝送できる技術「電界結合方式」を基盤とし、50Wから10kWクラスまでの応用が可能だ。AGVやAMRなどが稼働を停止せず給電できる環境を実現することで、現場の省人化や生産性向上に貢献する考えだ。







