2026.03.02 テレビ大阪が開局44周年、品田社長が「地域・ニッチ・経済で勝負」と強調

記念式典であいさつする品田卓社長

 テレビ大阪は2日、大阪市中央区の本社で開局44周年を記念する式典を開いた。品田卓社長はあいさつで、「今回の大阪・関西万博をみて『地域・ニッチ・経済』で勝てると確信した」と語り、他局にない強みを生かしていこうと社員に呼びかけた。

 同局は、1982年3月1日に開局した関西で最も新しい民放局で、TXN(テレビ東京系列)に属している。2024年5月に、開局以来初めて新社屋に移転し、「フル IP(インターネット・プロトコル)システム」の導入で話題になった。

 品田社長は式典で、「自社には他局にない確かな強みがある」と述べた上で、今回の万博を通じてその認識が一層強まったと強調した。引き続き、「地域」「ニッチ」「経済」の三つを軸に、差別化を進めていく考えも示した。

 さらに品田社長は、「万博に合わせて、レギュラーのローカル番組を会場内で収録し、地域に人を呼び込み、地域を盛り上げる番組を多く放送することで、大阪・関西を支える放送局としての存在感を高めた」とも力を込めた。

 ニッチの分野では、怪談ものの人気レギュラー番組「初耳怪談」で大型イベントを開き、EXPOホールには多くの人が来場したという。品田社長は「グッズの売れ行き好調で、ニッチな分野で勝負するテレビ大阪というイメ―ジを植え付けた」と手応えを述べた。

 経済分野では、万博関連の企業の取り組みを数多く報道している。品田社長は「万博レガシーをテーマに経済団体のトップを招き、フォーラムを開き、経済に強いテレビ大阪との評価を高めた」と胸を張った。

 品田社長は最後に、「東京キー局や在阪の準キー局との違いを十分認識しながらも、他局にない強みに絞って伸ばしていこう」と社員に訴えた。「百貨店や総合スーパーではなく。ここに来たいという特色あるショッピングセンター的存在を目指す」とも語った。