2026.03.24 住友電工、「アルミワイヤロッド」の生産能力拡大 富山の子会社に145億円投資

生産能力が増強される富山住友電工

富山住電で生産するアルミワイヤロッド富山住電で生産するアルミワイヤロッド

 住友電気工業は24日、100%子会社で「アルミワイヤロッド」を手がける富山住友電工(富山住電、富山県射水市)の生産体制の強化に向け、約145億円を投資すると発表した。

 同県高岡市にある富山住電の工場敷地に新工場建屋を建設するほか、高品質ワイヤロッドの生産設備を増強する。全面稼働は2030年3月の予定。

 アルミワイヤロッドは鋳造圧延で製造されたアルミ線材でコイル状に巻かれたもの。アルミ送配電線や産業アルミ合金の材料となる。

 今回の投資では、新たな溶解炉に高熱効率のバーナーを採用する。原料に占めるアルミスクラップの使用割合を高めることで、二酸化炭素(CO₂)排出量を削減した低炭素アルミワイヤロッドの供給を拡大する。今後の拡大が見込まれる自動車用アルミワイヤーハーネスにも対応していく