2026.04.24 ダッソーとオムロンが協業、製造現場の高度化を支援 ITとOTの融合促進へ

 3D(3次元)画像システム世界大手の仏ダッソー・システムズとオムロンは21日(現地時間)、ITとOT(制御技術)の分断を解消するためのパートナーシップ契約を締結した。製造業や機械メーカーがバーチャル空間と現実世界を融合させた取り組みを実現し、スマートで柔軟性が高く高性能な生産システムの設計やシミュレーションを行えるよう支援する。 

 具体的には、ダッソー・システムズの「3D UNIV+RSES(3Dユニバース)」に、オムロンのオートメーションソフトウエア「Sysmac Studio」を組み合わせたことが特徴。製造現場では、シームレスにバーチャル空間上で生産システムを設計し、シミュレーションや検証などを行えるようになる。

 今回の協業で中核に位置付けられたのが、生産システムの「バーチャルツイン」だ。メーカーが実際に設備を構築する前に新たな生産ラインの検証し、ロボットの動作確認や物流フローを最適化できる。

 ITとOTの融合により、生産現場は導入前から運用段階に至るまで、生産システムをバーチャル空間で検証することが可能となり、エラーやコスト、リスクを低減できるという。