2026.06.01 【サステナブル・環境特集(環境の日特集)】エ ム・アールエフ RFIDソリューションの提案を強化

AXZON社の温度ロガー

 エム・アールエフ(M-RF)は、高周波部品・機器の販売とコンサルタントを事業目的とする高周波の専門商社。ISO14001に基づく「環境マネジメントシステム」を確立、維持している。

 同社は、社会全体のサステナブル要求が増す中、食品の安定供給や医薬品輸送などで重要性が増すコールドチェーン(冷凍冷蔵物流)向けのRFID (無線周波数識別)ソリューションの提案に力を入れている。

 同社は2024年に米国のセンサーICタグメーカー、AXZON(アクゾン)社と国内総代理店契約を締結し、アクゾンのUHF帯RFID温度センサータグの販売を開始した。

 同社はRFIDビジネスでは、韓国PHYCHIPS(パイチップス)社のRFIDリーダーやライター(R/W)ソリューションの販売を長年行ってきた。パイチップスの高感度タイプ新製品(RFIDチップ「PR7」とRFID R/Wモジュール「WINE7」)発売を機に、これらの製品の特性にマッチしたUHF帯RFIDタグの製造販売を行うアクゾンと総代理店契約を結び、タグビジネス進出を決めた。

 アクゾンのUHF帯RFID温度ロガータグ「AZN5201」は小型、軽量、超薄型の使い切り、シールタイプ。一定間隔で温度データを記録する温度ロガー機能を備え、輸送中や保管中の温度履歴(温度ログ)を取得できる。これにより物流工程全体の温度トレーサビリティーを実現。従来のRFIDの機能も有するため品質管理や温度逸脱原因分析以外にも在庫管理などで活用可能。

 充電不要なマンガンバッテリーを内蔵し、半導体ワンチップ構成のため、校正の必要がなく、維持費がかからない。従来型温度ロガーと比較し圧倒的に低価格で提供できるため、コスト面から導入が難しかった現場や、温度管理と大量使用が必要なコールドチェーン物流に最適。

 今後、パイチップスのUHF帯RFID R/WとアクゾンのRFID温度ロガータグ、温度・水分検知センサータグなどの組み合わせ提案などを進める。