2026.06.18 航空電子、産業用ロボット向け小型・高密度複合コネクターを販売開始 安全性や操作性を向上
KN07シリーズ
日本航空電子工業は、産業用ロボット向けに、小型高密度化と安全性、操作性の向上を実現した複合インターフェースコネクター「KN07シリーズ」を開発、販売開始した。
FA(ファクトリーオートメーション)の進展により、既存工場の自動化が加速する中で、ロボットには狭小スペースでの精密作業や人との協働が求められる場面が増え、小型・省スペースに対応できるロボットの重要性が一層高まっている。また、協働ロボットでは、人と共存する機器として、作業空間に調和する外観や形状など、人と親和性があるデザインや、人が近接して作業する際の安全性のニーズが高く、外部インターフェースコネクターにも対応が求められている。
一方で、従来の角型給電コネクターは設置スペースが大きく、小型ロボットへの搭載が難しいことや、人との協働環境への配慮という点で課題があった。
KN07シリーズは、使用極数の最適化により高密度小型化を実現し、同用途で一般的に用いられている従来の角型コネクターと比較して設置面積や全体体積を大幅に削減した。電源用コンタクトを信号用コンタクトと組み合わせた最大72極構成とし、小型から中型までの産業用ロボットに幅広く対応する。
また、丸みをおびた流線形デザインを採用することで、協働ロボットの使用環境を考慮し、人との親和性と安全性を向上させている。加えて、プレグをレセプタクルに押し込むだけのワンタッチロック構造とすることで、ロック音による確実な嵌合(かんごう)確認を実現するとともに、容易なロック解除も可能で、操作性やメンテナンス性に配慮している。
同製品は、コンタクトの種類や極数構成を柔軟に変更することで、高電流用や高密度信号用など多様なニーズに対応し、今後の産業用ロボットや協働ロボットの小型・省スペース設計に貢献する。
適用市場は、ロボット、自動機、工作機械、半導体製造装置などのFA機器のほか、耐振動・防水性を要する産業機器や地上設備など。
一般仕様は、極数は電源32極、信号40極。定格電流は電源10A/極、信号4A/極。定格電圧は電源250VAC、信号50VDC。結線方式は圧着。適用ケーブル外径は、φ22.3~φ23.3mm。保護等級はIP67。規格認証は、cULus、TUV。使用温度範囲は-10~+85°C。









