2026.06.29 ローム財団、親子向け公演「まなぶクラシック!」始動客席参加型の新作も演奏

 ロームが支援するローム ミュージック ファンデーションは、2026年度の新企画として、親子向けコンサート「まなぶクラシック!」を始めると発表した。親子が共にクラシック音楽に触れる新しい体験をコンセプトにしたクラシックコンサート。日本オーケストラ連盟(プロオーケストラ40団体加盟)と協働し、京都、大阪公演を皮切りに、5年間にわたり全国へオーケストラの音楽を届ける。

 事業規模は6億5000万円。プログラムは「まなぶ」をテーマに構成する。聴くことで知的な認識力が一時的に高まるとの説が一時広がったモーツァルトの楽曲や、ベートーヴェンの「運命」などを予定する。楽しく分かりやすい解説を通じて曲の魅力に触れ、多角的な気付きや学びを得られるよう工夫した。

 新たに作曲された、オーケストラと客席で作り上げる参加型演目も用意する。会場ロビーでは初心者向けの楽器体験も実施する。

 コンサートの企画運営には、アンバサダーチームとして開催地域の学生が参画する。コンサート制作の現場を体験できる、主体的な学びの場を創出する。

 会場では、NHK連続テレビ小説「らんまん」などで楽曲制作を手掛けた阿部海太郎氏による新作「草原はいつも、風が吹くのを待っている~紙、オーケストラと客席のための」を演奏する予定。来場者自身が「紙を破る音」などで演奏に参加する客席参加型の楽曲で、新しい鑑賞体験を提供する。

 今年度の京都公演では、ヤマハミュージックジャパンの協力を得て、会場ロビーに演奏体験コーナーを設ける。鍵盤に沿ってメロディーを演奏するだけで自動的に伴奏が再生されるピアノ「ディスクラビア」を用意する。

 皮切りとなる京都公演は9月22日にロームシアター京都で開く。大阪公演は11月22日、会場はザ・シンフォニーホール。チケットはチケットぴあなどで販売する。京都公演は7月4日、大阪公演は8月1日に販売を始める。