2026.07.27 【家電流通総合特集】アトムチェーン本部・三谷敬三代表取締役社長 実践の年、新サービス開発や加盟店増へ
社長に就任した2025年から3年間の方針として「成長する会社・成長する個人」を掲げている。25年度は基礎固めの期間として、加盟店や社員の満足度の面で成果が出た。26年度は実践の年として①仕入れ管理の見直し②新サービスの開発③加盟店の増加──を三つの柱として取り組んでいく。
①は、メーカーや商社と協業し、実態を反映した仕入れができる仕組みづくりをする。今年は、エアコンや照明の「27年問題」で、需要過多になっている。適切な在庫を確保することが、加盟店の安心にもつながる。
②は、サブスクリプション(定額課金)型のサービスを検討している。お客さまに求められるサービスをメーカーや商社と共に作り込んでいきたい。
③は、加盟店数を現在の約870店から1000店を目指す。チェーンの認知度を高めるための動画配信と、加盟前の店舗が参加できる研修、複数店が一カ所で店を運営するシェアハウス型の店舗の開発に取り組む。
25年4月から加盟店をSNS動画で紹介する活動を始めた。現在、21店舗を取り上げており、今後、テーマごとにまとめたダイジェスト版を投稿予定だ。
研修は、加盟店向けのエアコン設置などのスキルを学べる技術研修や、商品知識を学べる研修を引き続き実施するとともに、加盟前の店舗も参加できるようにしたい。第二種電気工事士のセミナーやエアコンクリーニングのみの講座など新たな研修も検討している。
シェアハウス型店舗は、チェーンが用意した建物に複数店舗が入居する形を考えている。自治体とも連携し、起業支援のスキームを活用したい。
まずは1店舗からスタートし、他地区への拡大も検討する。
店のブランディング向上を目指す新FC店は、今年度で3年目を迎えた。新たに8店が参加し、33店となった。新FC向け会議の議題は本部が提供していたが、現在は一部を参加店に委ねている。年に2回程度、対面での会議の機会も設けたい。
27年度は、会社と個人の成長を目指す仕上げの年となる。三つの柱を形にするため、まい進していきたい。









