2026.08.10 【SMT/SMD特集】東京ウエルズ 検査・搬送技術で電子部品産業の高度化後押し
汎用テストハンドラー「MMTH」
東京ウエルズは、電子部品の小型化や高密度実装が一段と進む中、搬送・制御・回路・計測・画像分野で培った技術力を強みに、部品産業の進化を支えている。個別半導体や受動電子部品の製造や検査を支援する装置の提案力を強化している。今後も高度化する電子部品産業のニーズに対応し、さらなる事業拡大を目指す方針だ。
外観検査機「TWA-4100シリーズ」は、コンデンサーやインダクター、ダイオードなどの外観良否を判別する装置で、自動的な検査条件の最適化や良品の誤判定低減を実現し、検査品質と作業効率の向上を支援する。
独自の搬送技術を生かしたテストハンドラー事業にも注力し、汎用テストハンドラー「MMTH」、部品の移載・整列を行う装置「MMIH」、搬送と外観検査を一体化した装置「MMVH」を用意する。
MMTHは、部品の供給、検査、排出の各工程をモジュール化したテストハンドラー。外観検査や電気測定などの検査モジュールを、製品の仕様や検査内容に応じて柔軟に組み合わせることができる。電子部品の評価・検査を高精度に行えるほか、多品種少量生産から量産まで幅広い生産工程に対応する。
MMIHは、電子部品や半導体素子をトレーやマスクへ移載・整列する装置で、大型の部品や個別半導体の収納に適している点が特長だ。MMVHは、ピックアップ搬送方式により、形状やサイズの異なる製品を安定して搬送しながら高精度な外観検査を行える。検査後は、トレーやマスク、テーピングへの収納まで一貫して対応する。
同社は、需要拡大が続くAI(人工知能)サーバーやデータセンター向け電源部品、光通信モジュール周辺部品などを支えるSMT(表面実装技術)やSMD(表面実装部品)を重点市場と位置付けている。今後もこうした市場を見据えて設備の提案力を磨き、顧客の生産性向上と品質確保を支援していく考えだ。









