2026.08.25 日本ゼオン、JCCLと革新的なCO₂分離回収製品の社会実装に向けた共同開発を開始
日本ゼオンは24日、九州大学発スタートアップで、抵コストかつ高効率な二酸化炭素(CO₂)分離回収技術の開発・実用化を進めるJCCL(福岡市西区)と共同開発契約を締結し、JCCLが開発したCO2吸着剤のさらなる性能向上と量産化技術、およびCO2分離回収装置の大型化に向けた共同開発を開始したと発表した。
JCCLは、世界中のCO₂排出量の削減を目指し、高性能なCO₂吸着剤を製造するとともに、低コストプロセスを実現するCO₂回収装置の設計・製造を手掛けている。この装置は、CO₂吸着剤が高効率に吸収したCO₂を、40°C~60°Cの低温蒸気を供給するだけで容易に脱着・回収できるのが特長。また、未利用排熱の有効活用が可能なだけでなく、温度が一定のままでも低圧蒸気によりCO₂回収が可能なため、熱エネルギーの節減および、CO₂回収時にかかるコスト低減への寄与が期待されている。
同社は、JCCLが有するCO₂分離回収に関する材料開発、性能評価、装置開発、プロセス設計に至るまでをワンストップで提供する技術基盤と開発力と、自社のポリマーデザインカンパニーとして培ってきた高度な材料設計技術や量産化技術を融合することで、CO₂分離回収製品の開発を加速し、社会実装の早期実現を目指す。







