2026.08.31 【防災の日特集】FDK 主力電池を「Energizer」ブランドへ

Energizerアルカリ乾電池(上から「MAX PLUS」「MAX」「ALKALINE POWER」)

 FDKはアルカリ乾電池ブランドを「エナジャイザー(Energizer)」へ転換し本格展開を始める。富士通グループからの離脱を受け、2026年2月に電池を世界で展開する米Energizer Holdings(エナジャイザーホールディングス)とブランドライセンス契約を締結。今後「富士通」ブランドから「エナジャイザー」ブランドに順次切り替える。主力のアルカリ乾電池は3グレードを維持し、売り場で円滑に切り替えられるようにする。新ブランド展開に合わせ、単3形最上位モデルは性能も高めた。

 エナジャイザーは世界約150カ国で電池を展開する。グローバルブランド力を活用し国内の電池事業を強化する。「富士通電池」のアルカリ乾電池は、最上位「プレミアムS」、上位「ハイパワー」、普及モデル「ロングライフプラス」を展開してきた。ブランド転換後は最上位「MAX PLUS(マックスプラス)」、上位「MAX」、普及モデル「ALKALINE POWER(アルカリ・パワー)」で展開する。「アイテム数など日本に合わせた構成にする」(FDK)という。

 使用推奨期限はおおむね10年だったが、MAX PLUSの単3形と単4形を15年、MAXの単3形と単4形を12年に延長する。MAX PLUSの単3形は高負荷機器使用時の性能も高めた。国内生産を継続しつつ、災害発生時にも安定供給できる体制を整えるため、一部製品でエナジャイザーの海外生産拠点とも連携。平時からの製品供給網を構築した。移行期は富士通電池とエナジャイザー電池を併売しPOPや店頭什器じゅうきなどで新ブランドを浸透させる。キャラクター「Mr.Energizer」も前面に出していく。

 防災関連では年中防災を継続する。普段から多めに電池を備え、使った分だけ買い足す「ローリングストック」を訴求するほか、日本気象協会の防災啓発プロジェクトにも引き続き協賛し“もしもの備え”として電池の購入を訴求していく。