2026.10.30 経済産業省の「+あんしん制度」「蒸気レスVE電気まほうびん<とく子さん>シリーズ」が受賞 タイガー

受賞した蒸気レスVE電気まほうびん(写真はPIG-H型)

受賞技術「蒸気レス構造」の仕組み受賞技術「蒸気レス構造」の仕組み

電気を使わずまほうびん保温で節電するVEまほうびん構造

電気を使わずまほうびん保温で節電するVEまほうびん構造

 タイガー魔法瓶は、「蒸気レスVE電気まほうびん」(PIG-H300ほか蒸気レス<とく子さん>シリーズ)が、経済産業省の2026年度「+あんしん制度」を受賞した。昨年の蒸気レス電気ケトルPCV/PTV型に続き、2年連続の受賞となる。

 同制度は、誤使用・不注意による製品事故リスクを低減した製品に対する表彰・表示制度。消費者が自ら安全・安心な製品を選択できるよう、誤使用や不注意による製品事故のリスク低減に資する機能・工夫を備えた製品を評価する。リスク低減の効果が認められた製品には、ロゴマークなどのわかりやすい表示を行う。

 「蒸気レスVE電気まほうびん」には、長年同社が培ってきた保温・加熱技術が生かされている。同社独自技術「蒸気キャッチャー構造」により蒸気を外に出さないため、置き場所を選ばず、蒸気孔から出る高温の蒸気に触れてやけどをする恐れがない。

 蒸気キャッチャー構造は、沸騰を検知する蒸気レスセンサーを搭載。沸騰時の蒸気の出を素早く感知し、最小限の蒸気の出に抑え、無駄な量の蒸気を発生させない。

 湯沸かし時に発生した蒸気は蒸気取込口から入り、ふた内部に内蔵されている蒸気キャッチャーで受け止める。その後、蒸気が蒸気キャッチャー内の冷却経路を通って冷却される。冷やされた蒸気は結露して水滴となり、元の通路から内容器に戻る。

 審査員は、湯沸かし時に発生する高温の蒸気を本体外へ出さない独自の構造により、使用者が不意に蒸気へ触れることによるやけどリスクを低減している点を評価した。

 蒸気レスセンサーと蒸気キャッチャーを組み合わせた機構について、実際の試験でも蒸気によるやけどのリスク低減効果が確認されており、製品の安全性向上につながる取り組みと評価された。