フォスター電機のフォステクスカンパニーは、クリアな音質で発売から高い評価を得ているコンパクトサイズのパーソナル・アンプ「AP15d」に改良を加え、さらなる高音質化を実現した「AP15mk2」を7月下旬から発売する。価格はオープン、市場想定想価格は1万1800円前後（税込み）。

　AP15mk2は、15W＋15Wのデジタルアンプを搭載したパーソナル・アンプ。先代モデルをベースに、搭載するデバイスから各部品のレイアウトまで大幅な変更を施し、歪率と残留ノイズ性能を改善することで、より一層クリアで良質なサウンドを実現した。

　欧州の環境配備設計エコデザイン指令に適合したオートスタンバイ機能を搭載した。同機への入力が、無信号あるいはそれに近い信号レベルの状態が続くと、自動的にスタンバイモードに切り替わり、消費電力を0.5W以下に低減する。

　また、同機能は使用環境や用途に合わせて、底面のディップスイッチで機能のON／OFFと、スタンバイ状態になるまでの時間を1分か12分のいずれかに設定することができる。