JVCケンウッドは、ビクターブランドから、テレビ用ワイヤレススピーカシステム「SP-A900」を今月下旬から発売する。

　高齢化社会が進む中で、テレビの音声が聞き取りにくいなど耳の聴こえに不自由を感じている人が増加しており、より快適にテレビ視聴を楽しみたいといった声が多く聞かれる。

　また、新型コロナウイルス感染拡大の影響により在宅時間が増える中で、家事をしながらテレビの音声を手元で聞きたいというニーズも高まっているという。

　同社は聴こえをサポートする商品として、簡単な操作でテレビ音声が手元でクリアに楽しめるSP-A900を投入する。

　同機は2.4ギガヘルツデジタルワイヤレス方式を採用しており、テレビから離れた場所で障害物があっても音が途切れにくく、ノイズの少ない音声で聞き取ることができる。

　また、テレビの音量では物足りない時に、さらに大きな音量にすることができる「大きめ音量」機能や、人の声をクリアに聞き取りやすくする「はっきり音声」機能を搭載している。

　生活防水にも対応し、キッチンなどで家事をしながらでも快適にテレビ音声を楽しめる。

　本体カラーはブラックとホワイトの2色展開。価格はオープン、市場想定価格（税別）は1万6000円前後。