パナソニックリビングショウルーム広島（広島市中区）は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、営業時間を短縮していたが、徐々に通常営業に戻りつつある。猪元敏光所長は「予約をいただいて来場できるようになったが、イベントができない状態。また、予約なしのフリーのお客さまに対しても対応できていないため、中四国地区のショウルームの来場者数は前年比55％程度にとどまっている」と話す。

　3密を防ぐため、来場者数（予約）の制限を設けている。

　新型コロナによる営業時間短縮などの対応は「4月中旬から行い、5月はほぼ閉館。6月中旬から来場を限定して運営している」（猪元所長）。8月ぐらいからはフリーのお客さまに来ていただく体制に変えていく方針。

　特別定額給付金が出てから、購入を決めていた商材の単価アップがみられるという。「決めていたレンジフードを、給付金支給後にグレードを上げたりする事例を何件が聞いている」（猪元所長）。

　昨年12月にLクラス　キッチンの新製品を導入。「少し手を伸ばせば届く価格」という。自由にアレンジ＆カスタマイズできる内装ドア（クラフトレーベル）やアイデア次第でおしゃれで便利に活用できるカスタムパーツのマグネット対応ボードも魅力。今年春からの新製品は2月から先行展示し、カラーバリエーションなどが好評だ。

　リフォームセミナーは当面、開催予定はないが、リフォーム相談でコンシェルジュがライフスタイルに合わせた部屋づくりのコツを紹介してくれる。