2020.07.31 【関西版】KDDIなどIoT活用のスマート防災事業実施 小規模河川の流出解析評価など報告

河川の流出解析と潮位変動の影響評価を報告

 京都府舞鶴市、舞鶴工業高等専門学校(舞鶴高専)、KDDIは、近年、頻繁に発生している高潮・豪雨による浸水被害に対応するため、IoTを活用したスマート防災事業を舞鶴市で19年1月から開始している。この取り組みの小規模河川の流出解析と潮位変動の影響評価を報告した。

 舞鶴市では、13年、17年、18年に災害救助法の適用を3度も受けるなど、台風や集中豪雨による浸水被害が頻発している。浸水家屋被害だけでも合計約2800戸となっていた。...  (つづく)