2020.08.25 再エネの電源比率、30年に40%に拡大経済同友会提言、コスト低減などボトルネック解消必要

経済同友会が入る日本工業倶楽部別館

 経済同友会は、30年の再生可能エネルギーの電源構成比率を40%に拡大することを柱とする提言をまとめ公表した。気候変動対策への危機感の高まりや、太陽光発電や風力発電の世界的なコスト低下が進んでいることを受け、テーマを絞って、その達成に向けた課題を整理した。

 同会環境・資源エネルギー委員会で議論を進めてきた。既に19年2月に発表した提言で、30年までの課題として「再エネの大量導入」などについて具体的にまとめているほか、以前にも低...  (つづく)