2019.10.11 韓国サムスンディスプレイ 量子ドットディスプレイ関連 25年までに1.2兆円投資 

 【ソウル支局】韓国のサムスンディスプレイは10日、量子ドット(QD)ディスプレイ関連で25年までに13兆1000億ウォン(約1兆1900億円)の投資を行うと発表した。忠清南道牙山(アサン)市液晶パネル工場団地にQD生産ラインを建設するほか、自ら発光するQD素材の研究開発にも資金を投じる。

 同社では、これまで主力としてきた液晶パネルは中国ベンダーとの競争激化で収益性が悪化。次の成長エンジンとして量子ドット技術を採用したディスプ...  (つづく)