2019.11.01 NEDOがCO₂と水素からメタンを合成するメタネーション技術確立目指す

メタネーション試験設備

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、二酸化炭素(CO₂)有効利用技術開発事業に取り組んでいる。このほど、国際石油開発帝石、日立造船とともに、CO₂と水素からメタンを合成する試験設備を国際石油開発帝石長岡鉱場(新潟県長岡市)の越路原プラント敷地内に完成させた。今後、試運転を経て、各種試験および連続運転を19年度末まで実施する。

 火力発電などから排出されるCO₂の削減は、気候変動対策として重要である。また、CO₂を...  (つづく)