2021.05.26 【次世代自動車用部品特集】大真空カーエレ分野向け水晶製品、実績豊富な製品群
大真空は、人工水晶の育成から各種水晶デバイスの製造まで、水晶応用機器の総合メーカーとして車載ネットワークの性能や信頼性の向上がますます高まるカーエレクトロニクス分野向け需要に対応。AEC-Q100/AEC-Q200に準拠した、より高い安全性や高性能化に応え実績豊富な各種製品をそろえている。
各種車載ECU、ADAS、車載カメラ、ミリ波レーダーやV2X(車車間・路車間通信)による環境認識など安全走行を支援する分野には、7.9メガヘルツの低周波帯から対応したカーエレクトロニクス専用設計の3225サイズ水晶振動子DSX320GE、2016サイズで16メガヘルツから対応するDSX210GEを用意。端子形状などパッケージを工夫することにより、基板とのはんだ付け部の耐冷熱サイクル性(はんだクラック対策)を大幅に向上させた。
また、マイナス40度からプラス125度の広い温度範囲でプラスマイナス50×10のマイナス6乗の高い周波数安定度を実現した2016サイズ水晶発振器DSO211SXを用意。ユーザーの基板にはんだ実装された際、AOI対応可能なキャスタレーションを備えている。
キーレスエントリーやTPMS、UWB用には、耐震性/耐衝撃性能に優れ高い信頼性を実現した2016サイズでシーム封止タイプの水晶振動子DSX211SHなどを供給している。
カーナビゲーションシステムなどのGPS用途には、マイナス40度からプラス105度の広い温度範囲で周波数許容偏差プラスマイナス0.5×10のマイナス6乗に対応した高精度TCXO、DSB211/221SPをラインアップした。