2021.06.29 【アナリストが読む】半導体・部品の展望② オムディア・杉山和弘氏需給は当面ひっ迫、中国との付き合いも必要
今回は、英調査会社オムディアの杉山和弘氏に、半導体不足の現状と今後について聞いた。
当社は2019年時点では、向こう5年の半導体の年率成長予測を1%とみていた。18年はメモリーバブルといわれ、その反動もあってか、各社は19年にかけて半導体投資に慎重であった。
20年初め、新型コロナの影響で世界の自動車メーカーが生産計画を引き下げる中、自動車向けの半導体需要は落ちると見込まれた。実際、ファウンドリーに委託... (つづく)