2019.11.08 【電池の日特集】東芝ライフスタイル インパルス 10周年謝恩パック訴求へ

「インパルス」

 東芝ライフスタイルは、年末商戦に向けて主力アルカリ乾電池「IMPULSE(インパルス)」シリーズを前面に押し出していく。インパルスは発売から10周年となり、年末に向けては10周年を記念した謝恩パックとして、これまでなかった10本入り(単3形、単4形)を数量限定で用意し、訴求していく。

 東芝電池はひとクラス上の長持ちハイパワーを実現した大・中電流機器に適した高性能モデルのインパルス、長持ちハイパワーで中・小電流機器に適した「アルカリ1」、長持ちとコストパフォーマンスを両立させた「アルカリ乾電池」の3シリーズを用意し、用途に合わせて使えるようにしている。

 インパルスとアルカリ1は液漏れ防止構造を採用。単1形と単2形は正極缶製造方法を改善、正極缶内面の表面を平面にし、密着性を高めて耐漏液性能を向上。単3形と単4形は正極缶の耐食性を改善。ニッケルめっき層と鉄の間に熱拡散層を設けることで、鉄の溶出によるガスの発生を抑制している。これにより使用推奨期限10年を実現している。

 特にインパルスはデジタルカメラやストロボ、シェーバー、電動玩具など、パワーが必要となる機器に適しており、アルカリ1と比べてもさらにハイパワーを実現している。アルカリ1は携帯ラジオやワイヤレスマウス、リモコンなどの利用に最適だ。

 東芝乾電池だけの特徴でもあるベルマークは51年目に入った。乾電池と応用製品にベルマークを付け、集票点数は累計で約5億点になった。POPなども用意し訴求していく。

 年末商戦に向けては4本、8本、12本の増量パックでの展開に加えて、インパルス10周年謝恩パックにより「あらためて認知を高めていく」(同社)計画だ。

【電池の日特集】目次

災害に備え需要伸長 電池メーカー各社が買い忘れを防ぐ提案
パナソニック エボルタNEO 長持ち性能10%アップ
FDK プレミアムS 3領域の性能高める
●東芝ライフスタイル インパルス 10周年謝恩パック訴求へ