上村工業の20年3月期第2四半期（19年4-9月）連結決算は減収減益となった。

　主力の表面処理用資材事業のプリント基板用、パッケージ基板用めっき薬品がカーエレクトロニクス向けに堅調に推移したが、ハイエンドスマートフォン向けが減少し、全体の業績を押し下げた。

　表面処理用機械事業は国内のパッケージなどの電子部品メーカーや自動車部品メーカーの設備投資への前向きな動きにより機械受注環境が回復し増収となり、セグメント損益...　　(つづく)