2021.08.19 【量販店 オール電化に取り組む】コジマ×ビックカメライオンモール新利府北館店 宮城県利府町

IHクッキングヒーターは各メーカーを展示している

 家電量販店でのオール電化の取り組みは、普及期に購入した機種からの買い替えのほか、太陽光発電システム、リフォーム、蓄電池、EV充電器などさまざまな組み合わせでの提案を推進している。店頭展示で太陽光パネルやリフォーム商材と同時に紹介し、需要を獲得している。卒FITへの対応としても蓄電池と共に、オール電化を推進している。

周辺に住宅地 今後の販売期待

 コジマ×ビックカメライオンモール新利府北館店(宮城県利府町)は各メーカーのオール電化商材を展示、訴求している。外村玲音店長は「周辺に住宅地が多く、今後の販売に期待が持てる」と話す。

 同店は先月オープン。店舗は2700平方メートルあり、家電品、おもちゃなどのほか、エコキュート、IHクッキングヒーターなどのオール電化商材も展示している。

 店舗周辺には住宅地も多く、エコキュートなどの電化商材導入も見られている。「エコキュートなどの設置は、訪問販売などで購入した家庭が多い」と外村店長。

 今後、訪問販売などで購入した人の買い替えが始まると見ている。外村店長は「来店者に声掛けして、困り事の解決などに対応していく」という。

 オール電化商材は協力店に依頼して、自宅訪問などで無料の見積もりを出しながら対応を行っている。工事についても、協力店が行い、社員が立ち会うケースもある。

 外村店長は「オール電化商材導入では、飛び込み訪問などでの購入が多いようだ。お客さまの要望を聞きながら応えるようにしていきたい。今後、オール電化商材の販売にも期待がかかる」と話す。