2021.10.27 東芝LETがCDラジカセ2機種発売スピーカー出力強化
CDラジカセの新製品「TY-CDH8」(リモコン付き)
東芝エルイートレーディング(LET)は、音量、音質、操作性、利便性を向上させたCDラジカセの新製品「TY-CDS8」「TY-CDH8」2機種を10月下旬に発売。価格はオープン、店頭想定価格(税込み)はTY-CDS8が8000円前後、TY-CDH8が9000円前後。
同社のスタンダードCDラジカセは、2015年の発売以来、国内市場でトップレベルの累計67万台以上を売り上げている。6年ぶりにフルモデルチェンジした新製品は、スピーカー出力を2.0W+2.0Wへ強化。気分や楽曲に合わせて選べる「4つの音質モード」、操作性・視認性を改良させた大きなボタンなど、使い勝手にもこだわった。
CDラジカセのメインユーザーは、カセットテープ全盛期を経験し、現在もカセットテープやCDを聴いたりカラオケを楽しんだり、習い事で利用をしている40~60代の中高齢層。同社で行った従来機種に関する使用レビュー調査の結果、「見やすさ」「操作性」「音質」「便利機能の追加」「サイズ・デザインなどの外観」など、コンパクトでスッキリした外観デザインに加えて、利便性に関する要望が多くあった。
新製品では、よく聴くラジオ放送局をワンタッチで選局できる「お好み選局」が、FM/AM各4局からFM10局/AM5局まで登録可能となったほか、指定のフレーズを繰り返し再生できる「A-Bリピート」などの新機能を装備している。
押しやすくて見やすい「デカボタン」、テープ残量の確認に便利な「目盛り付きの大きなカセット窓」や、奥行きを取らずに置ける「横差しの電源コード」など、操作性や外観デザインも改良した。