2019.11.27 精子の運動性、高精度算出に成功 オリンパスと慈恵医大が共同研究でAI開発

 オリンパスは、東京慈恵会医科大学と良好な精子の選定作業をアシストする精子判別補助AI(人工知能)の開発を目指して共同研究する中で、精子の運動性を高精度、かつリアルタイムで算出することに成功した。今後は精子の形態を評価するAIの開発に移行する。

 体外受精をはじめとする生殖補助医療へのニーズが高まっている。中でも、顕微鏡下で行う顕微授精の実施件数が増加し、作業を行う胚培養士の負担軽減が課題だ。さらに顕微授精作業では多くの精子から...  (つづく)