2021.11.23 センサー技術で安全性向上HAPとJAXAが新千歳空港で実証へ

JAXAのシンポジウムでこうした技術を紹介する展示

 北海道エアポート(HAP)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は今月、航空安全技術で連携協定を結んだ。JAXAは、滑走路の雪氷状況をリアルタイムに検知する世界初のセンサー技術や、状況を「見える化」して提供するシステム(雪氷モニタリングシステム)を開発しており、これを活用。安全性向上や効率的運航につなげる。

 実証は、新千歳空港で今冬から来年度にかけて予定。路面摩擦推定技術の研究などにも共同で着手する計画。厳しい気象条件となる冬の...  (つづく)