2021.11.23 東芝、インフラ点検の効率化支援へ世界初のAI開発

工場内の標識に発生した0.35平方メートルのさび。開発したAIはその範囲を計測できる(提供=東芝)

ひび割れを高精度に計測

 東芝は、生活を支える社会インフラの保守点検作業の効率化につながる世界初の人工知能(AI)を開発したと発表した。高所や斜面など点検が困難な場所に近づくことなく、道路や橋のひび割れなどのサイズを高精度に計測できるようにする。人手不足や高齢化に苦慮するインフラ関連の作業現場を革新する技術として、早期の実用化...  (つづく)