2021.12.22 タンデム型で世界最高効率東芝がCu2O太陽電池を開発
EVへの搭載のイメージ
東芝は21日、ペロブスカイト型と並んで有望視されているタンデム型太陽電池で、世界最高の発電効率(8.4%)を持つ透過型亜酸化銅(Cu₂O)の太陽電池の開発に成功したと発表した。発電効率25%の高効率シリコン(Si)太陽電池に積層すると、全体の発電効率は27.4%と試算でき、Si太陽電池の世界最高効率(26.7%)を超えるポテンシャルが確認された。
今回、発電層中の不純物の量を制御する独自技術を使い、優れた光透過性を有するCu... (つづく)