2022.02.07 高速PLC利用規制改革を実現北九州市と九工大

 【福岡】北九州市と九州工業大学は、両者が提案していた広帯域電力線搬送通信設備(高速PLC)の屋外利用に関する規制改革を全国で実現したと発表した。昨年10月から、屋外の移動式発電機から電力供給される配管・水中検査ロボットの実験許可申請では、予備実験が不要となっている。

 高速PLCは電力供給とデータ通信の両方を電力線で行う技術。高速通信が可能で、ロボットの小型化や調査範囲の拡大に貢献するものとして活用ニーズが高まっている。  (つづく)