2022.08.12 モビリティーへの若者の関心を自動車や部品業界、メトロなどが各地で催し
キッズエンジニア2022で、脳関連の展示(横浜市西区)
モビリティー分野への若い世代からの関心を高めてもらう催しが今夏、各地で開かれている。自動車技術会は7月末、パシフィコ横浜で、未来の技術者を育てる「キッズエンジニア」を開催。東京メトロと東大も今月、信号に着目した「鉄道ワークショップ」を開いた。それぞれ感染対策を徹底しつつ、工夫をこらして企画された。
キッズエンジニアは、自動車の主要各社に加え、アイシンや日立アステモなど部品関連の主要企業、サトーパーツなど関連業界も出展・協力。ミニカーを使ったプログラミング教室や、脳波計測の体験、二足歩行ロボット作り、燃料電池など、モビリティーに関連した最先端の研究の一端も体感してもらった。
また、東京メトロと東大のワークショップは、両者がそれぞれ構えている本格的な研修・研究施設(メトロは都内、東大は千葉県柏市)を活用。実物さながらの現場で、鉄道の「安全・安心」を考えてもらう狙い。中高生たちは、MaaS研究の第一人者の講義などにも触れて学びを深めた。
(15日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)