2022.10.05 米マイクロン、NY州に14兆円で半導体大型工場 雇用効果5万人 政権の支援踏まえ

 米マイクロン・テクノロジーは4日、ニューヨーク州にメモリー工場を建設すると発表した。今後20年間に最大で1000億ドル(約14兆円)の投資を計画し、最先端のDRAM工場を整備する。世界でも最大規模の半導体工場の一つになるという。第1段階として10年間に200億ドル(3兆円弱)を投じる。周辺産業も含め、5万人近い雇用を創出する。バイデン政権が半導体産業への補助を打ち出す中、「歴史的投資」(マイクロン)としている。

 米国内では、インテルなど国内勢に加え、TSMCやサムスン電子など海外勢も含め、半導体大手の投資計画が相次いでいる。

 バイデン大統領は「アメリカにとっての勝利」などと歓迎する声明を出した。

(6日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)