2022.11.01 ビックカメラ千葉駅前店がオープン 午前7時半から待機客、開店前に2100人超

開店を待ち望む来店客

オープンを記念して数量限定商品も販売オープンを記念して数量限定商品も販売

続々と入店する来場客を迎える従業員続々と入店する来場客を迎える従業員


 1日に新規オープンしたビックカメラ千葉駅前店(千葉市中央区)には、平日にも関わらず、午前7時半時点で約300人のお客が待機し、開店時間の午前9時半時点では2100人を超える行列ができた。3日の祝日や土日を控えていることもあり、広報担当者は「今後が楽しみだ」と話す。

 オープンから1カ月ほどは混雑が予想されるため、入口と出口を分ける。のぼりエスカレーターに近いドアを入り口専用とし、混雑への配慮も欠かさない。

 また、当日は抽選販売と先着販売を実施。抽選販売は、午前8時半までに並んだ来店客を対象に受付し、当選は同店のツイッターアカウントと同店の入り口付近で発表した。当選していた場合は当日中であればいつでも受け渡しできるようにした。

 千葉駅前店の従業員数は約100人で、今年3月に閉店した船橋東武店の人員を集結させた形だ。当日、他店舗からの応援人員も駆けつけ、約200人体制で来店客を歓迎した。

 当日は、購入商品を両手に携える来店客の姿が多くみられた。特におもちゃやゲーム、寝具、電子楽器を販売する6階が大盛況。レジ待機列が下の階まで及んだ。

 千葉県の一番店を目指す同店のためにオリジナル歌詞が制作され、既にCMでも流れている。

 近隣にはヨドバシカメラ千葉店もある。近くにライバル店があることは珍しくなく、新宿など他の地域同様に、切磋琢磨し合う関係を目指す。

 オープン前の朝礼には秋保徹社長も駆けつけた。千葉市は千葉県の政令指定都市であり、「ポテンシャルが大きなこの店舗は我々の旗艦店になると、この街や周辺環境、店舗、今朝のお客さまの列を見て確信した」と従業員に檄を飛ばした。

 (11月2日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報予定です)