2022.11.08 フジクラがDC冷却用ヒートパイプ 熱輸送量、2倍に向上

データセンター冷却用ヒートパイプモジュールのイメージサンプル

 フジクラは、データセンター冷却用に、同社従来品よりも最大熱輸送量を約2倍に向上し、サーバー向けCPUの大発熱量化に対応したヒートパイプを開発した。

 データセンターでは、第5世代移動通信規格5Gや人工知能(AI)の普及による高速通信化に伴い、サーバーのCPUも高性能化が進んでいる。CPUは高性能になるほど発熱量が増加し、能力を発揮するには高い冷却機能が必要になる。対策として高性能な液体冷却システムは有効だが、設備費用が高額にな...  (つづく)