2022.12.05 半導体「ムーアの法則」を前進へ 米インテルが3Dパッケージなど技術進展発表

 米インテルは5日、今後10年間のうちに、単一パッケージに1兆個のトランジスターを実装する目標に向けた技術を発表した。半導体をめぐる「ムーアの法則」を加速させるとしている。

 半導体デバイス技術に関する国際会議「IEEE International Electron Devices(IEDM)2022」で報告した。

 従来の 10倍の実装密度となる3Dパッケージング技術や、2Dトランジスタのスケーリング(微細化)技術、わずか原子3個分の厚さという超薄素材を含めた新素材の導入、高性能コンピューティングをさらに高度化するエネルギー効率とメモリーの新たな可能性、量子コンピューティングのさらなる進歩といった技術を総合する。

(6日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報予定です)