2022.12.14 【セミコンジャパン2022特集】日本ベアリング 「スライドウェイNV形」など出展

スライドウェイ

 日本ベアリングは、「セミコンジャパン2022」でリニアモーション・システムの総合メーカーとして、ローラースリップ防止機能付き「スライドウェイNV形」はじめさまざまな製品を出展する。

 スライドウェイNV形は、精密研削加工した軌道台とスタッドローラーを内蔵したRリテーナー(樹脂製)で構成した非循環方式の直線運動軸受。軌道台はスタッドローラーが滑らかに動くように最適設計を施し、Rリテーナーのスタッドローラーにより軌道台と転動体のスリップがなく昇降やタクトの速い動作に適している。構成部品全てにステンレス鋼を使用したNVS-RNS形も用意している。

 「ボールスプライン」は、丸軸と外筒の軌道溝をボールが転がる直線運動軸受。ラジアル荷重とトルクを同時に負荷できることから、搬送装置やロボットなど幅広い分野で使用されている。軸径は4~100ミリメートルまで、外筒形状は円筒形、フランジ形や形式によってはステンレス製にも対応し、豊富なバリエーションで用途に合わせた選定ができる。

 「ボールねじスプライン」は1本にボールねじとスプラインの軌道溝を設けた軸と高剛性で高精度なボールねじナットとボールスプライン外筒で構成。1軸で位置決め、直線運動、回転運動が可能で、これらの運動を組み合わせスパイラル運動やスカラ形ロボット、組み立て機、ローダーなどさまざまな機械に使用できる。