2023.01.06 【ミリ波】耳障りな〝発達障害〟という言葉 子どもの個性を育む社会基盤整備も日本の急務
昨年から気になっている耳障りな言葉〝発達障害〟を耳目にする機会が増えた▼昨年末に文部科学省は10年ぶりの調査結果として「小中学生の8.8%が発達障害の可能性」と発表した。障害の定義を調べると、文科省と厚労省で個別に公表していて面食らった▼文科省の定義は語学力不足の自分に難解な役人語で、脳機能の障害らしい。厚労省の定義は具体的で理解できた。「発達障害は生まれつきの特性で自閉症スペクトラム症、注意欠如・多動性(ADHD)、学習障害やチック症、吃音など... (つづく)