「1 STOP SMART SOLUTION」　YRHと連携で訴求

　ヤマハ発動機は「ネプコンジャパン」に同社ロボティクス事業部とヤマハロボティクスホールディングス（YRH）と合同出展する。

　ロボティクス事業における表面実装工程のクリームはんだ印刷、接着剤塗布、電子部品実装、外観検査をはじめ、組み立てプロセスのFA機器と、新川、アピックヤマダ、PFAの3社を擁するYRHの連携によるロボティクス事業全体を通した「1 STOP SMART SOLUTION」コンセプトを提案する。

　1 STOP SMART SOLUTIONによって、さまざまな工程を高度なM2Mやホスト連携でつないで、ソフトウエアとの高い相乗効果で生産ラインや工場全体の実力を最大限に引き出して、半導体後工程から電子部品実装工程のイノベーションを提供する。

　1 STOP SMART SOLUTIONを実現する最新の製品として、SMT関連機器では、プレミアム高効率モジュラーYRM20、3Dハイブリッド光学外観検査装置YRi-Vなどを実機展示する。

　ほかIoT／M2M統合システム「インテリジェントファクトリー」の中枢を担う新ソフトウエアYSUPも紹介する。

　また、MCによるプレゼンテーションでは1 STOP SMART SOLUTIONへの取り組みを分かりやすく紹介し、説明員による実機デモやM2M連携によるダッシュボードのデモを行う。

　半導体後工程製造装置ではYRHグループの新川、アピックヤマダ、PFAの3社が新製品や新技術を提案する。新川のワイヤボンダー新製品UTC-5000や、PFAによるブランクマウンターPBM-1100を出品するほか、アピックヤマダ（モールディング装置）やYRHグループ各社の製品紹介パネルや映像展示、それら設備による生産品のサンプル展示なども行う。