2023.03.30 EU、内燃機関車禁止を見直し ドイツが異論、合成燃料を容認

欧州自動車工業会のサイトから

 欧州連合(EU)は28日(現地時間)の閣僚理事会で、エンジン(内燃機関)車の新車販売を2035年から事実上禁じる法案を承認した。ただ、議論の終盤にドイツから異論があり、合成燃料使用という条件を満たす車については販売を認める形になった。電気自動車(EV)普及で世界をリードする狙いだが、一部に例外を残すことになる。

 案では、CO₂と水素で製造する合成燃料「e-fuel」(イーフューエル)だけを使う新車は、35年以降も販売できる。...  (つづく)