2023.05.23 【JECA FAIR2023特集】大崎電気工業 電力量計「コンパクトEM」中心に訴求
「コンパクトベース」でコンパクトEMの取り付けと交換が簡単・確実に
大崎電気工業は「〝測る〟をもっと便利に」をテーマに出展する。
現場施工での効率化や正確性向上に寄与する電力量計「コンパクトEM」(電子式普通電力量計)を中心に展示する。
コンパクトEMは、無通電状態でも計量値の確認が可能だ。電力量計の取り付け前後で計量値の確認ができるので、施工時の利便性が向上する。
小数点以下第2位まで表示桁数を増やしたのも特長。計量値の変化をより早く判別できるため、目視チェックを短時間で行える。
オプションで赤外線通信機能も搭載した。計量値や製造番号、電圧・電流値などの計器の情報を通電時・無通電時どちらのタイミングでも取得できる。
「誤結線防止システム」もオプション品の一つ。赤外線通信機器と専用アプリケーションと連携し、電力量計の結線状態を判別。結線・配線ミスによる誤計量の防止につなげることができる。
同システムでは計器情報や計量値情報などのデータをチェックシートへ自動転記できる。チェックシートの作製時間を短縮し、記入ミスも防げる。
コンパクトEMに適した電力量計配線チェック機と組み合わせたシステム構成にすれば、電力量を確認する作業を効率化できる。
コンパクトEMに新たなオプション品として追加した「コンパクトベース」は製品コンクールへの出展品で、コンパクトEMの取り付けと交換を簡単・確実に行える。
メーター交換に要する時間を十数分から3分以内に短縮。決められた停電時間の中でも、単純な構造のため、交換可能な台数を増やせ、作業性が飛躍的に向上。大量の交換工事に対応できる。
計器交換は工具レスで可能。ドライバーでねじを外して再度取り付ける作業は不要だ。押さえパーツで計器を固定するので締め付け不良がなく、増し締め作業もいらないため、誤配線・誤接続を防げるメリットがある。
このほか、遠隔集中検針システムや直流計測システムなどを出展する。